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ドイツ連邦憲法裁判所の動きに注視

ご無沙汰しております。先週一週間は、遅めの年末年始期間を取っていました。久しぶりにイギリスを訪ね、友人達と親交を暖めてきました。極寒のイギリスでの一週間は、比較的温暖なキプロスの環境に慣れきった私を、懐かしの土砂降りで手厚く歓迎してくれました。おかげで、到着早々、鼻風邪をこじらせてしまいました。

 

デスクから離れていた間も、市場は動いていました。安全資産である円が買われてドル円は102円台まで円高が進み、トルコの政策金利引き上げのニュースも為替市場に大きな波紋を生み出しました。

 

今気になるのは、ドイツ連邦憲法裁判所の判決が2ヶ月以上延期されていること、ですね。
昨年のキプロス危機以後、ドイツでは「ドイツ連邦銀行がEUの金融危機対策に関与するか否か」を決定する審議が昨年から行われていました。しかし当初10月に判決が出ると思われていたものの、2014年1月末現時点で、まだ審議結果が出されていません。今年の4月に出るとの公算が大きいようです。現時点で、ユーロが弱含みなのは、このニュースも一部起因していると考えられます。

 

審議が長引くほど、ドイツ政府の要求に裁判所が同意する可能性は低くなるので、憲法裁判所の決定如何によっては、南ヨーロッパの金融支援システムに亀裂が生じる可能性があります。さらに、ユーロ圏の信用性の問題に繋がるかもしれません。

 

注視する価値のあるニュースだと思います。

Photo: Some rights reserved by Hiroyuki Murakami
Reference: UK Telegraph “Rising risk that German court will block Bundesbank rescue for Southern Europe” (http://p.tl/Udau)

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