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どう留学資金を捻出するか?を考えてみる

4月30日の投稿で、UK当局が留学生の英語力認定試験としてTOIECおよびTOEFLを除外する決定をしたことについてまとめました。予想以上にPV数が多くて、僕自身大変驚くと同時に、みんな海外留学に対して大きな関心を持っているんだなぁと感じました。また、日本政策金融公庫が昨日公表したプレスリリース(海外留学資金の融資実績が過去6年間で最高)からも留学への関心の大きさに気づかされると同時に、留学費用の調達の大変さが頭によぎりました。私のケースでは、色々と検討しつつも最終的には、「自費+家族からの援助(+大学の奨学金)」という形で留学費用を捻出しました。援助してもらった分は、しっかり家族に恩返ししなければいけないとつくづく痛感しています。

さて、留学を実現するためのハードルとして、語学準備と双璧になると思われるのが、留学資金。今回は、留学資金をどう準備するのか?という問題について、5つの方法から考えてみます。

1.      私費/家族からの援助

これが一番オーソドックスな方法ですね。社会人の方だったら給料から留学費用を積み立てるでしょうし、学生の方だったら家族から資金援助をしてもらうことになるでしょう。でも、自力で留学資金を調達するのには、ある程度の経済力が必要だし、留学資金を積み立てるのに時間を掛けすぎると、諸々の事情で留学するタイミングを逃してしまうこともありえます。

 

2.      奨学金(国内)

そこでオプションとして出てくるのが、奨学金です。留学奨学金は、日本国内の団体が運営している奨学金と海外の団体が運営する奨学金に大きく分類すことができますが、最初に検討するのは日本国内の奨学金ではないでしょうか。国内留学金の場合、貸付型と給付型に分かれます。僕が実体験として奨学金を検討した団体は以下になります。

 

日本学生支援機構(貸付型):給付額が少ないが、募集回数が多い
村田海外留学奨学会(給付型)吉田育英会日本人派遣留学プログラム(給付型)伊藤国際教育交流財団(給付型):給付額は高額。いずれも選考があり、採用枠はごく僅か。

 

貸与型の場合、受給資格に所得制限を設けていることがよくあります。一方、給付型では、留学先・語学力・年齢・専門分野で募集資格を設けた上で、書類選考と面接でふるいに掛けられます。採用者の数も非常に限られており、3~5人が一般的です。

日本学生支援機構のウェブサイトで、「奨学金検索データベース」というものができていてびっくりしました。4年前に僕が賞が基金をリサーチしていたときには、こんなサービスありませんでした。これは便利ですね。

3.      奨学金(海外)

留学準備をする際には、国内奨学金と併せて、海外の奨学金もチェックしておくべきですね。その理由はというと、1)海外の奨学金は基本的に給付型である、2)円建てじゃなくて外貨で支給される、点が魅力的だからです。世界に目を向ければ、給付型の奨学金団体は星の数(政府系、民間団体、大学系、公的団体など)ほどあり、それだけ奨学金を獲得するチャンスが大きくなります。さらに、海外の奨学金を利用することで、為替リスクを失くすことができます。これは、結構馬鹿にできないメリットですよ。

日本国内の奨学金は、貸付型であれ給付型であれ円建てで支給されます。支払われ方も千差万別で、「毎月送金かつ国内銀行へ振り込み」「毎月送金かつ海外送金」「一括支給で国内銀行振込み」など多岐に亘ります。例えば、「毎月海外送金」の場合を考えてみても、為替レート次第で受け取り金額は変わります。さらに言えば、送金手数料が団体側が負担するのか自分が負担するのかでも実質金額が変わりますね。お金のことを気にしながら留学生活をするのは、精神的に良くないので避けるべきだと思います。なので、個人的には、留学先の団体から現地の通貨建ての奨学金を貰って、為替レートや海外送金手数料負担の心配から解放される方がベターだと考えます。

僕の場合、幸運なことに、留学先のグラスゴー大学から授業料一部免除(30~40%免除くらいだったはず)という形で奨学金を受けることができたので、それ以上の奨学金探しは止めて、残りの授業料と生活費を自分の資金+家族からの援助で賄った次第です。

海外の奨学金のリサーチは、基本的には出願先が提供する奨学金がメインになるはずが、上でリンクを貼った日本学生支援機構の奨学金サーチを使ってもいいかと思います。

 

4.      社費留学

社会人の方なら、自分が属している会社や組織が社費留学の制度を設けているケースがあるかもしれません。社内選考など厳しいかもしれませんが、トライしてみる価値はあると思います。留学費用負担+給与継続、なんて会社もあるみたいですね。ご自分の社内制度をチェックしてみるのをお薦めします。

 

5.      クラウドファンディング

最後に「もしかしたら?」と思ってリサーチしてみたのが、クラウドファンディングを利用して留学資金を調達するというアイデア。まだ、実現してないだろうとタカをくくっていたら、なんともう存在していました!

その名も、”fundmytravel.com”。

fundmytravel

ボランティアや留学のための資金調達キャンペーンを作成して出資を募る、という仕組みになっています。留学費用を集めるためにどうやってアピールをするか?自分のキャンペーンに説得力を持たせるかが重要でしょう。クラウドファンディングで学費を調達した事例が、BLOGSの2013年11月15日付エントリーにありましたので、リンクを貼っておきます。興味がある方は目を通してみてはいかがでしょう?

 

今回は、留学費用の調達・捻出について書いてきましたが、どの方法であっても語学準備や出願準備と並行して、ある程度のスパンで計画することが大切です。とりわけ、留学奨学金は留学予定の年の前年度までに申し込みをして資格を得ないといけないので、注意が必要です。クラウドファンディングでの留学資金調達も面白そうですね。将来起業することを考えている人には、良い予行演習になるかと思います。クラウドファンディング型でもう一つ気になるのは、「調達が実現した際に、受給者は出資者に対して定期的に成果を説明する責任があるのか否か」という点。背後にいる出資者の視線を意識することは、大きなプレッシャーだけど留学の成果を最大限高めるレバレッジとして有効でしょう。

 

References:

日本政策金融公庫ニュースリリース、日本学生支援機構、村田海外留学奨学会、吉田育英会日本人派遣留学プログラム、伊藤国際教育交流財団、fundmytravel.com、BLOGOS 「クラウドファンディングラウンドファンディングで学費を稼ぐ」

Photos: Some rights reserved by kylebaker and fundmytravel.com

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どう留学資金を捻出するか?を考えてみる」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 語学留学を成功させるための秘訣 | ex‐海外FX新人社員奮闘日記

  2. ピンバック: 海外の留学資金クラウドファンディングサイトまとめ | ex‐海外FX新人社員奮闘日記

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