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キプロスをカジノリゾート化!?

どうやら、キプロスにカジノを作ろうという案が、キプロスの首都ニコシアで現在ホットトピックとなっています。

 

当地の英字新聞Cyprus Mailは、ニコシア商工会議所が政府役人や経済界の重要人物と計画の推進を話し合ったと報じています。キプロスへ来る観光客のうち、たった6%しかニコシアに滞在しないため、地元経済振興策としてカジノ誘致案が持ち上がったようです。確かに、キプロスにやってくる観光客に「何しに来たの?」って聞いたら、8~90%の確率で「ビーチリゾートを楽しむため」って答えるでしょうね。世界遺産のあるパフォス、第二の都市リマソル(僕が住んでます)、国際空港のお膝元ラナカ、街全体が歓楽街のアイナパ。。。のように、観光地は大半が海沿いに集中しています。内陸部の首都ニコシアにわざわざ立ち寄る理由や目的は正直ないんですよね。6月半ばになって、キプロスはもう真夏です。ここリマソルにも、ヨーロッパからであろう家族連れの旅行者たちが、ちらほら目立ち始めてきました。

 

それで、このカジノ建設案。各方面で概ね賛成の声が上がっているそうで、2015年春の営業開始を目処にライセンス取得などの準備を進めるとのこと。もともと、このカジノリゾート計画は、昨年の金融危機以降、キプロス観光協会が政府の委託を受けて調査を進めていたものでした。「2013年に調査開始→2015年にサービス提供」って、そんなにハイペースでプロジェクトを進める気でいるのがすごいですよね。楽観的というか、細かいこと考えないで「動き出せば何とかなんじゃね?」というお気楽さ(褒めてますよw)。まさに、南ヨーロッパ気質が垣間見えますね。

 

しかし、お金儲けに目がない点は、金融危機以前も以後も変わってないような印象を受けます。日本でもカジノ誘致の是非が国会で議論されていますが、今通常国会ではカジノ法案は成立見送りになりましたね。カジノ誘致がもたらす良い面(例:経済効果、雇用創出、観光客招致)・悪い面(ギャンブル的側面、多重債務の可能性)を議論しているからこその顛末かなぁと思います。今のところ、キプロスは、カジノの経済的効果の方に重きを置いていますね。キプロス観光協会の試算によると、カジノリゾートは年間3,500万ユーロから5,000万ユーロの利益と相当数の雇用機会創出に貢献すると予測しています。

 

実のところ、北キプロスにはカジノがあるんですよね。これを活用できればもっとスピーディに今回のプロジェクトを実現できるはずなのですが、“北“は国としてのキプロスも国際社会も認めていないのが現状。南北融和の協議もまだ再開していないので難しいそうです。

 

キプロスという国の性格を考えると、カジノリゾート実現のために南北友好化なんてことがありそうですね。

 

Photo: Some rights reserved by Wikipedia

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