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はたして国内FX市場は旨味のあるマーケットなのか?

皆さん、こんにちは。ムラカミです。

今日、ファイナンスニュースをいつものようにチェックしていたら興味深いニュースが目に入りました。

FXCM Sells FXCM Japan and FXCM Hong Kong, why it is a bad deal? (AtoZ Forex)

FXCM Inc Conference Call Review: Huge Business Shakeup Coming (Forex Magnates)

端的に言ってしまうと、FXCMジャパンを含む不採算法人の売却をFXCM本部が検討しているらしいです。

1月15日のスイスフランショックを受けて、FXCMは損失補てんをするために、投資銀行グループ「リューカディア・ナショナル」から2.25億ドルの緊急融資を取り付けました。これは、以前ブログで記事にしたとおりです。

そんなFXCMは先週、2014年Q4期レポートと2月の取引高を公表して(Q4単体では14%増益、通年では5%減益。2月の取引高は41%減)、CEOドリュー・二ヴ氏とCFOロバート・ランド氏によるカンファレンス・コールを開きました(Forex Magnatesの記事のリンクからカンファレンス・コールのスライドが見れるので興味がある方は是非チェックしてみてください)。カンファレンスコールのポイントは次の通りです。

スイスフランショックの損失訂正:2.25億ドル→2.79億ドル

日本市場&香港市場などからの撤退計画

日本市場と香港市場からの撤退について、CEOの二ヴ氏は次のようにコメントしていました。

不採算法人からの資本引上げと売却により、2.5億ドルのキャッシュ積み増しを見込んでいる。

このキャッシュはリューカディアからの借り入れ返済に充てる

日本法人の売却額を4,000万~5,000万ドルと見積もっているようですが、正直言って高く見積もりすぎだと思います。

FXCM同様スイスフランショックで大打撃を受けたAlpariも、閉鎖した日本法人の売却先を探していますが、管財人のKPMGによると、まだ入札は行われておらず買い手が見つからないようです。

アルバリジャパン社の買い手見つからず、(Forex Magnates)

現状のFX業界で、これら日本法人を買い取るほどのキャッシュがあるブローカーはいるんでしょうか?(ひょっとしたら安く買いたたけるまで待っているブローカーはいるかも)

そもそも、国内の許認可を取って厳しいガイドラインを遵守して、規制に縛られてサービスを提供しなければいけないことを考慮すると、積極的に日本市場に進出しようとするブローカーは非常に少ないと思われます。

厳しい規制やガイドラインによって、携帯電話や銀行サービスと同じくらい、国内FX市場は「ガラパゴス化」が進んでいると私は感じています。

日本市場は大きなマーケットで、魅力的である

と業界では常々言われていますが、今もそれは本当なのでしょうか?

もう一度、再検証してみる価値があるはずです。

Photo: Some rights reserved by Hendrik Dacquin


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