海外FXについて偏見や極論が出回っている Part2

こんばんは。

 

前回のブログでは、日本国内でまかり通っている海外FX論について、私なりの意見を書いてきました。

海外FXについて偏見や極論が出回っている Part1

 

今回の記事はPart2ということで、さらに海外FXについての私の考えを書いていきたいと思います。

 

出金トラブルを避けたいならボーナスは使わないこと

出金拒否として誤解を受けやすい要因として、「ボーナスは出金できない」という点を前回の記事の中で指摘しました。
ボーナス金額を含めた出金エラーの問題が多かったためか、最近、MT4プラットフォーム上で証拠金部分とボーナス金額部分を分けて表示する海外FX業者が出てきました。

mt4_credit

ですが、まだまだこの類の出金ミスはあまり減らないようですね。

 

海外FXのボーナスでトラブルになり易い背景には、ボーナスキャンペーン規約の細かいルールづけがあるでしょう。
FX業者によって差はありますが、下記のような条項が確認できます。

 

「ボーナスを利用した両建て取引の禁止」
「出金に応じて、ボーナス額も同率で削除」
「ボーナスを利用した取引で得た利益は、30lot以上取引をした後、出金可能」

 

こういった細かいルールがボーナスには設定されているから、出金ミスが起こるのも仕方がないのかもしれません。

 

むやみやたらにボーナスを利用しないほうが良いのではないか

 

これが私の考えです。

ボーナスを利用するメリットと言えば、「証拠金残高が厚くなる」「証拠金維持率の底上げになる」くらいのものです。
ボーナスを使ったばかりに利用規約によって、自分の取引の自由度に制限が掛かるのなら使わない方が良いと思います。
加えて、出金についても問題が起こることはありませんしね。

 

ECN、DMAなどインターバンク直結環境ならスリッページは起こりうる

海外FX(というかFX全般)についての大きな誤解の1つが、スリッページ(注文価格と約定価格とのずれ)の発生を意図的な価格操作と混同してしまう、というものです。
トレーダーとブローカー間の利益相反に問題意識が投げかけられている昨今、ECN方式やSTP方式といった、
顧客注文処理をブローカー社内のディーリングデスクで完結させない仕組みが主流となりつつあります。
下にDD方式、STP方式、ECN方式のモデル図を貼ります。

 

■DD方式
業者内のディーラーが顧客注文を処理

direct_dealing

 

■STP方式
業者が提携しているカバー先金融機関が顧客注文を引き受け

stp_model

 

■ECN方式
インターバンク市場参加者とのオークション方式で注文処理

ecn_model

 

DD方式では、社内のディーリングデスクが独自に価格配信しているので、自由に注文処理ができます。そのため、スリッページは発生しません。
一方、上の画像から分かるように、STP方式およびECN方式では、注文処理はカバー先やインターバンクに依存します。
実際に顧客注文が約定する価格はこれらプレイヤーの需給に影響を受けるため、スリッページが発生する可能性があります。

 

スリッページを価格操作と思っている方は、いったん冷静になって考えてみてください。
上の図で分かる通り、ECNまたはSTP方式を採用している海外FX業者では、顧客注文処理は完全に業者の外部に支配されています。
つまり、ノンディーリングデスクのFX業者が意図的に約定価格を操作するということは、原理的に不可能なんです。

 

その点を念頭に置いておくと、冷静に対処できるのではないでしょうか。

 

高レバレッジに不安を覚えるならば、取引サイズを小さめに

「500倍などハイレバレッジ取引はリスクが高い!」ということが聞こえてきますが、そもそもリスクとは自分自身次第でいくらでも管理することができます。

具体的なアイディアとしては、1回の取引量を小さくしてみてはどうでしょうか。

 

・口座残高:10万円
・レバレッジ:500倍
・マージンコール条件:証拠金維持率50%を下回った時
・ロスカット条件:証拠金維持率30%を下回った時

 

この条件下で、0.5ロット取引するケースと5ロット取引するケースを比較してみましょう。

0.5ロットの場合では、含み損として180Pipsを抱えたとしても証拠金維持率は98%ほど残っており、ロスカットは発生しません。
他方、5ロット取引する場合だと、たった1Pipsの含み損で、すでに証拠金維持率は93%になってしまいます
文字通り、ポジションを建てた瞬間でロスカットになってしまう恐れがあります。これでは時間的余裕、精神的余裕を持って取引することはできませんね。

 

このケースから分かるように、高レバレッジ取引だとしても取引サイズを小さくすれば、数秒で資金を失うような事態を回避することができます

 

現在世間一般やネットの世界に広がっている、「海外FX=危ない、悪」という見解は誤った知識や偏った誤解に基づいて展開されていることを、
前回と今回の記事で具体例を挙げて自分なりに説明してきました。

 

ごく一部の悪事を働く関係者の存在が業界全体に悪いイメージを与えてしまう構図は海外FXに限らず、どんな世界でも共通していることです。
海外FXに縁深い自分にできることは正しい情報発信だな、と改めて気持ちを強くした次第です。

■おすすめの海外FX業者
PivotMarkets 口座開設

TradersTrust 口座開設

 

Photo: Some rights reserved by John Scally

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